あいくるしい

あいくるしい


ドラマ 全11話
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あらすじ

『あいくるしい』は、2005年4月10日から6月26日までTBS系で日曜日21:00~21:54(日曜劇場)に放送されたテレビドラマである。全11回。初回のみ15分拡大。平均視聴率11.6%。
『ひとつ屋根の下』以来、8年ぶりに脚本家・野島伸司が家族の絆をテーマにホームドラマを手がけた意欲作。 幸せすぎるほどによく笑っていた母・由美(原田美枝子)が突然倒れて入院して以来、代わりに家事一切を取り仕切るのはしっかりものの姉・みちる(綾瀬はるか)だ。甘えん坊の妹・唄(松本梨菜)は幼いころから由美と離れ離れのため、みちるを母のように慕っている。タクシーの運転手である父・徹生(竹中直人)と由美の入院費は自分で稼ぐとバイトの日々を送る兄・豪(市原隼人)は日課のように食卓で憎まれ口をたたきあうも、家族を思いやる気持ちはお互いに負けていない。友達からは「ポロ」と呼ばれている幌(神木隆之介)は、世界を救うことを夢見ているが、まだ涙を流して泣いたことがないことを悩んでいる。 いかにも野島脚本作らしいダークサイドなイディオムも満遍なく顔を覗かせるが、山間の田舎町に生活する家族一人一人の思いを丁寧にすくい上げていくあたりには好感が持てるし、避けがたい痛切さとピュアに向き合う幌はまさにあいくるしい存在だ。ドラマの語り部でもある実質上の主役・幌に対して、天文台の管理人をしている祖父・明示(杉浦直樹)が噛みしめるように説く人生のアドバイスの一言一言には含蓄があって、物語を趣あるものにしている。

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